本日はですね、山本兄弟・大人の恋愛講座の龍けさんに来ていただきました。
はい、どうもよろしくお願いします。山本龍です。
ということで、じゃあちょっと龍さん、自己紹介とあとチャンネル紹介を軽くしていただいてもいいですか?
はい、わかりました。大人向けの恋愛テクニックをお届けしている「山本兄弟」というチャンネルを運営しておりまして、一生懸命やらせていただいております。
めちゃめちゃ伸びてますもんね、でも。
そうですね。攻略動画っていうのが当たってしまいまして、まさかこんなに伸びるとは思ってなかったんですよ。はい。行ったことのある過去の経験を顔出しで話してるっていうのは、多分なかなかいない。多分いないですよ、1人もいないんじゃないかな。人生のですもん、それ、もう。
見た。はい。すごいリアルに大人の恋愛事情を語ってるチャンネルなので、ぜひ男性の方には見ていただきたいんですけど、今回は私のチャンネルでよくやっている「デートのロープレ」っていう企画で、いろんな視聴者の方から「デートの採点をしてください」と。
で、10分ぐらい私と話して、それをフィードバックするっていう内容なんですけど、今回はうまくいかなかったやつじゃなくて、うまくいったやつを見たい。
ライブなんで、ハードルが上がってますよね。
モテる男の恋愛テクニックを発信してる人が、これは下手こいたらヤバいです。
満点のデートしていんじゃないかな、ていうところで。いろんな男性の方からも「そういううまくいってる人を見たい」って声が来たので、ちょっと龍さんにぜひお願いします、ということで、今回コラボさせていただくことになりました。
デートのロールプレイ開始
今回はシチュエーションが「マッチングアプリで初めて出会いました」と。もちろんプロフィールは見ておりますと。ただ、ほぼメッセージで軽く話したぐらいで、本当の初対面という設定で、カフェデートに来ましたっていう設定で、今から2人のデートをロープレで行いたいなと思っております。
楽しみです。
初対面の印象と会話の始まり
初めまして。
初めまして。いやもう、なんかプロフィール見てて、本当にそのまんまの通りの方が来たなと。
ええ、ありがとうございます。大丈夫ですか? 写真とか。
いやいや、全然。本当にドンピシャみたいな。結構マッチングアプリって「なんか違う人来た…」みたいなのってあったりするじゃないですか。全然そんなことなかった。
あ、本当ですか? 良かった。ありがとうございます。
今日は結構、はい、遠くから来られたんですか?
あ、今日は家が月島なんで、大江戸線で一本で来られました。
あ、そうなんですか? いや、なんか月島…あ、僕、結構近いんですよ、家。
あ、そうなんですね。
はい、近いんで、逆に女の子に遠くから来させることって結構嫌なので、はい。できれば今後は、もう近くて……え、ありがとうございます。住む場所も探させていただいて。
共通の趣味・キックボクシングの話題
はい、いう感じなんですけど。いろいろプロフィールとか見てて、キックボクシングとか、はい、やられてる?
あ、そうです、そうです。
あ、そうなんですか。いや、なんか僕も、えっと3ヶ月前ぐらいにちょっと1回やって。
あ、そうなんですか?
はい。めっちゃしんどくないですか? あれ。
ね。なんか意外とキックがね、めちゃくちゃ体使うんで。
うんうん、そうですよね。なんか後から聞いたんですけど、全スポーツの中で1時間あたりに消費するカロリーがすごい高いらしいです。
あ、そうなんだ。いや、なんかあれしんどいですね。なんでやろ、一時ちょっと太ってた時があって。
はい。
で、体重を絞るために、いちばんカロリー消費できる運動は何かなと思って、キックボクシング、たぶんキックボクシングだろうって思って、足も鍛えられるし。
はいはいはい。
で、やってみたんですけど、ちょっと僕はギブアップしちゃったんで。
あ、そうなんですね。
はい。もう今はひたすら走って、一人でやるっていう。
あー。でもちゃんと有酸素と筋トレとして、めっちゃ効率よく。
そう、うん。はい、です。
恋愛における価値観の共有
なんか、恋愛で重視することって、人それぞれあると思うんですけど、私がいちばん大事にしてるのは「ちゃんと話し合いができること」だと思ってて。
話し合いっていろんなパターンがあると思うんですけど、例えば、私がちょっと話せなくなっちゃって、自分の思ってることをうまく伝えられなかったり、「これを言ったら相手を傷つけちゃうかな」とか「嫌われちゃうかな」って思っちゃって言えなくなるパターン。 あとは、逆に相手が何も言ってくれなくて、そこはフィーリングが合わないというか、そもそも会話にならない、みたいなこともけっこうあって。
――気を使うタイプなんですね?
そうですね。けっこう気を使っちゃうほうかもしれないです。気を使わないと、すごくぶつかっちゃうんで。私、ドストレートに言っちゃうところがあって、それが自分の反省点でもあるんです。
――でもそれ、強みでもありますよね?
うん、そうかもしれないですね。強いかもしれないです、はい。
相性の良さと過去の恋愛観
――僕、これ別に今だから言うわけじゃないんですけど、歴代の彼女みんな気が強い人ばっかりなんですよね。固めてるぐらい。
なるほど、そうなんですね。
――なんか、自分の主張をちゃんと持ってたり、自分の考えがしっかりしてる人に惹かれるというか。
あ〜なるほど。確かに。
――だから僕はむしろ、遠慮せずにストレートに言ってくれるほうが好きですね。いじめ倒されるぐらいでも(笑)。
――……Mなんですか?(笑)
いや、Mではないです(笑)。ただ、僕自身、昔は「何考えてるかわかんない」って言われたこともあって。結構、遠慮して言わないことも多かったんですよね。だから最近は反省もあって、ちゃんと自分の思ったことは伝えようと思ってます。
――うんうん。言い方は考えつつも、ちゃんと思ってることは言うってことですね。
そうそう、言い方は大事にしつつ、ちゃんと気持ちは伝えるっていうを意識してます。
ケンカと気づきの話
――いいですね。やっぱり、付き合ってると絶対に嫌なこととか、モヤっとする瞬間って出てくるじゃないですか? そのときに、お互いちゃんと話し合えて、「ああ、そういうふうに感じたんだね」って受け止めて、「じゃあ、こうしてみる?」みたいな会話ができる相手がいいですよね。
ほんとそれです! めっちゃわかります。 昔、喧嘩したときに気づいたんですけど、相手に不満を持ってるときって、だいたい相手も同じように自分に不満を持ってるんですよね。
――うわ、それめっちゃある!
例えば、「自分はこんなに頑張ってるのに、なんで相手はやってくれないんだよ」って思ってると、相手も「私だってこれだけやってるのに!」って思ってたりして。なんか、もう法則かなって思うくらいで。
――それ気づけるのってすごいですね。
だから、相手にちょっとイラッとしたときって、「あ、もしかして自分も同じことしてるかも」って考えて、まず自分をちょっと変えてみるんですよね。そしたら、相手も変わってくれるかもしれない。変わらないかもしれないけど、やっぱり相手を変えたいなら、自分から変わるしかないなって。
――ああ、それ恋愛においてすごく大事な視点ですね。
うん、これまでの恋愛で本当に学んだことです。 みんな「相手が悪い」って言いがちだけど、相手をそうさせてる自分に気づけてないことって多いんですよね。
――わかります。わかります。 でも、好きになると、それがよくわからなくなってくるというか…。
恋愛のスタンスと依存の話
そうなんですよね。依存しちゃうと、なおさらそうなっちゃう。 でも、ある程度の依存って、恋愛にはつきものかなとも思います。
――そうですよね。頭ではわかってても、心が勝手に動いちゃう、みたいな。
うん、そういう恋愛が私は好きです。 なんかもう、「これぞ恋愛!」って感じで。
――じゃあ付き合ったら、めちゃくちゃコミュニケーション取りたいタイプですか?
あ、そうですね。毎日LINEは絶対したいです!
――おお、毎日!
はい、でも共有は求めないです。私自身が「これ思った!」ってことを、どんどん送っちゃうタイプなんです。
――あ、それめっちゃいいですね。僕もSNSとか見てて気になった話題とか、すぐ共有しちゃいます。
あ、同じですね! 「何回も話すことじゃないかもだけど」みたいなことでも、すぐ思いついたら送りたくなっちゃう。
――そういうスタンスなら、うまくいきそうな恋愛になりそうですね。
恋バナとコンテンツの楽しみ方
ありがとうございます。 結構、LINE上でずっと恋バナしてるのとかも好きです。
――あーなるほど、恋愛の話をずっとしてたいタイプ?
そうですね。たとえばバチェラーとか一緒に観て、「この子どう思う?」みたいな話をするのも楽しいです。
――あ、それは面白いですね。でもちょっと嫉妬しちゃいません?
嫉妬しちゃいます(笑)。 でもそれすら楽しめるというか。
――あー、なるほど。 でもそこで全然違うタイプの子を「この子が好き」って言っちゃったら、「私と全然違うやん」ってなるから、ちょっと気を使いますよね。
え〜でも、嬉しいですけどね!
――あ、ほんとですか?
うん。 でも実際、付き合ってる彼女と共通点ある子を好きって言ってくれると、やっぱりちょっと安心はします。
――なるほどなるほど。 確かに、自分たちの恋愛と、別の恋愛を観ながらもうひとつの恋愛を体験してる、みたいな感じになりますよね。
そうそう! 他人の恋愛なのに、なんか自分ごとのようにドキドキするっていう。
感情移入と映画の話
――映画とかも観るんですか?
映画は…実は、あんまり観ないんです。 ちょっとさっきと言ってること矛盾しちゃうかもなんですけど、感情移入しすぎちゃうタイプで。
――ああ、感情が動きすぎると?
そうなんです。自分の感情を保ちたくて、あんまり観ないようにしてます。
――へぇ〜それすごいですね。映画で感情が揺れすぎちゃうって。
そうなんです。たとえば『ハングオーバー』みたいな軽めの作品は大丈夫なんですけど、ずーんと落ち込むようなやつは避けてます。 日本の暗めの映画とか観ると、1週間くらい引きずっちゃうので。
――じゃあ、今流行ってる『地面師たち』とか観たら落ち込みそう?
『地面師たち』…
感情移入しすぎちゃうと、映画の内容に引っ張られすぎちゃうんですよ。
――ああ、わかる。観たあと引きずる感じですよね。
そうなんですよね。だから、すごく疲れちゃって。
――なるほど。じゃあ、あんまり重たいテーマの映画とかは観ないほうがいいかもですね。
そうですね。コメディとか、ハッピーエンドの映画だったら大丈夫なんですけど。
――あー、いいですね。僕もけっこう、明るい映画好きかもしれないです。
じゃあ、もし一緒に観るなら、明るいやつ選びたいですね!
――ぜひぜひ!
未来の話へ
あの、これちょっと気が早い話なんですけど……もし、付き合ったりしたら、どんなデートしたいとか、あります?
――うわ〜、そういうの考えるの楽しいですね。
ふふ、ですよね!
――僕は、まずは一緒においしいもの食べに行きたいなって思います。お互い食べるの好きなら、絶対楽しいだろうなって。
いいですね〜。私も食べるの大好きなんで!
――じゃあ、食べ歩きデートとかどうですか? 月島のもんじゃストリートとか。
めっちゃいいですね! もんじゃ大好きです!
――やった、共通点!
共通点いっぱいあって、すごい嬉しいです。
――僕もです。今日こうやって話してみて、すごく自然に会話できてる感じがして、楽しいなって思いました。
私も思いました。なんか全然緊張しなかったです。
――ね。たぶん、フィーリングが合うんだと思います。
ほんとにそう思います!
(ここで一旦区切り)
自己開示と適切な距離感
距離感が近すぎる人もいれば、ずっと遠い人もいるんですよね。今ぐらいの距離感がちょうどいい。
どうやってやればいいかっていうと、「敬語は基本使うこと」なんです。2回目のデートで敬語を外すかどうか、そのくらいのテンション。一定の“紳士的な距離感”を意識した方がいいと思います。
距離が遠すぎる人って、自己開示ができてないんですよね。恥ずかしいんだと思います。自分のことを知られるのが怖い、踏み込まれたくないって気持ちが強すぎる。そこはもう、恥を捨てましょう。マッチングアプリなんて、いくらでも会えるんですから、「この人に嫌われてもいいや」っていうくらいの気持ちで、自分をさらけ出すことがすごく大事だと思います。
会話のバランスと姿勢について
自己開示ができてないと、会話にならないですよね。たとえばさっきも、私に質問して、それに私が答えたら、ゆけさんも「僕はこうです」って返してくれたじゃないですか。あれがいいんですよ。
やっぱり、女性にメインで話してもらうのが理想なんですけど、とはいえ男性側も3割くらいはちゃんと話した方がいいと思います。その3割に、自分の思いや考え方をちゃんと込めてほしい。たまに1割しか話さず、質問ばっかりしてくる人もいるんですが、あれだとただの面接です。
敬語なのに、ちゃんと距離感を詰められてる人もいますよね。言葉では説明しにくいけど、「敬語だけど硬くない」っていう雰囲気。焦ってる感じもなくて、堂々としてる。
逆に、考えすぎて「えっと…」ってなったり、目が泳いじゃう人もいますけどね。デートでよくあるのが、姿勢が前のめりになりすぎて、相手に圧をかけてしまうケース。1歩引いたくらいの姿勢の方が、落ち着いて見えて、女性側も話しやすいと思いますよ。
緊張とフィードバックの工夫
女性も、「ちょっと押されてるな」って感じるくらいがちょうどいいんじゃないですかね。
ちなみに今回のロールプレイでは、ゆけさんの相方の方と私が会話したんですが、「どっちがよかったか」っていう採点を…あ、違いました。まやん君が採点されるんですね。なるほど、それも面白いですね。
ということで、今回はゆけさんとデートのロールプレイを行いました。ありがとうございました!
最後にメッセージとお知らせ
本当にドキドキしました。本当ですか? 僕も結構緊張してました。あ、本当ですか? それはよかったです。少しでも皆さんの参考になったら嬉しいです。